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7月
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オクラ
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◆食のはなし:オクラ◆
〜ネバネバパワーで夏を乗り切ろう〜
「オクラ」という音から日本語の野菜の名のように聞こえますが、英語の「okra」をそのまま読んだものです。原産地アフリカからアメリカを経て、幕末に日本に入ってきました。戦前、コーヒーの輸入が停止になったとき、オクラの種を粉末にしてコーヒーの代用品にしたことがありますが、爆発的に生産が増えたのは高度経済成長期以後です。
それはオクラのネバネバのパワーが注目されたからかもしれません。あの糸を引く粘り気はペクチン、ガラクタン、アラバンという成分のためですが、なかでもペクチンの食物繊維は注目されています。食物繊維には整腸作用があり、下痢にも便秘にも効果的です。また食物繊維には小腸でコレステロールを包んで体外へ出す働きがあるので、コレステロールを下げ、動脈硬化の予防に役立つのです。
また、オクラにはもう1つ、ムチンというタンパク質の一種が含まれていることも特徴といえましょう。これも粘り気の元になり、体内でほかのタンパク質の吸収を助ける働きがあります。しかも緑黄色野菜としてβカロチン、ビタミンB1も豊富に含まれています。小さい体に大きな栄養素を秘めた野菜です。
夏の暑さに負けない体をつくるためには、オクラのこの整腸作用と、たんぱく質吸収力をぜひ活用したいもの。生のまま、細かくスライスするとネバネバがよく出ます。また、とんがり帽子のような形が可愛いので、意外に子どもたちにも人気があります。粘りを少し取る程度にさっとゆでて、手にもってマヨネーズやしょうゆで食べるとおやつにすることもできます。
▼食物繊維量の比較(100g中)
| オクラ |
5.0g
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| 干しぶどう |
4.1g
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| 生シイタケ |
3.5g
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| わらび(ゆで) |
3.0g
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| バナナ |
1.1g
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(出典)五訂食品成分表


冷やしオクラ汁
【作り方】
@オクラはサッと洗って塩少々(材料外)をふり、塩ずりにした後、熱湯に通して色出しをし、水にとって小口から切る。
Aすり鉢に@のオクラを飾る分として少量を残し、残りはよくすりつぶし、ナガイモを加えてよく混ぜ、だし汁と塩小さじ2/3杯、しょうゆ小さじ1杯を加えてすりのばす。
BAを冷やして器に注ぎ、残りのオクラを飾る。
※ミキサーに全部の材料を入れて作ってもよい。
◆材料(4人分) オクラ……15本、ナガイモ……150g、だし汁……2カップ1/2 、塩……小さじ2/3、しょうゆ……小さじ1
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