クッキング
今月のメニュー 季節
材料
ウドとグレープフルーツのサラダ 1月
ウド

◆食のはなし:ウド◆
〜アスパラギン酸、グルタミン酸が身体に効く、「役立つ」野菜〜
 「ウドの大木」という言葉があります。ウドは茎が太く、葉も大きく、高さは2m前後もあるのに、やわらかくて建材としては何の役にも立たないからです。  ウドにはこうした自生種のほかに、栽培ものがあります。食卓にのぼるのは、ハウスや穴の中で遮光して育てた、純白で柔らかい白ウドです。そして、品種は冬の休眠を経て発芽する「春ウド」、休眠期間を必要としない「寒ウド」がありますが、春ウドのほうが茎が太く、品質がすぐれているので、現在多く栽培されています。
 さて、ウドの成分は95%が水分です。しかし少量ですが、アスパラギン酸、グルタミン酸を含みます。アスパラギン酸には利尿作用や発汗作用があり、疲労回復を促します。  そこで風邪の初期症状を和らげるには効果的でしょう。また、グルタミン酸は脳の活動のエネルギーとなり、知能を高め、細胞の柔軟性を保つ働きがあります。
 また、ウドを切ると切り口がすぐに変色するのは、微量のタンニンが含まれているためです。タンニンは適量であれば、緑茶やコーヒーのようにおいしさを引き立てて、抗酸化作用があります。見栄えよく調理するには手早く酢水につけるといいでしょう。
 ところで、白ウドのほかに「山ウド」と呼ばれるものもあります。これは栽培途中で光をあてて茎を緑化させたものです。香り、歯ざわりともに強く、ビタミンB1、B2、Cもいくぶん多めです。  漢方薬では日干しにしたものを独活といい、刻んで使います。根には発汗、利尿のほか、鎮痛作用もあります。ウドは決して役立たずではないのです。

▼可食部100g当たりのビタミンB1、B2、C

ビタミンB1(mg)
ビタミンB2(mg)
ビタミンC(mg)
ウド(茎・生) 0.02
0.01

ヤマウド(茎・生) 0.03
0.02

(出典)五訂食品成分表2002 女子栄養大学出版部



ウドとグレープフルーツのサラダ
【作り方】
@ウドは3cmの長さに切って、皮をぐるっとむき、短冊に切って酢水にさらす。
Aキュウリは小口切りにして、塩少々をふりかけておく。
Bグレープフルーツは、袋から出して砂糖少々をふりかけ、ラディッシュは薄い輪切りにする。
CボウルにAを合わせてフレンチドレッシングを作る。

D水気をきったウドとキュウリ、グレープフルーツ、ラディッシュをフレンチドレッシングであえ、器にレタスを敷いて盛り付ける。

◆材料(4人分)
ウド……1/2本、キュウリ……1本、グレープフルーツ……1個、ラディッシュ……少々、レタス……2枚、塩、砂糖……各少々
A(酢……大さじ1/2、サラダ油……大さじ3、塩……小さじ1/2、コショウ……少々)

BACK

(C) JA HIGASHI BIWAKO All Rights Reserved.